近所の辺鄙な場所に、国指定史跡「樺山遺跡」はあります。
小高い丘をしばらくヒルクライムすると、景色の良い開けた場所へ出ます。
縄文時代前期末から後期にかけての集落跡のようです。
発見時は地元の高校生も発掘に協力したようです。楽しそうですね。
立石をともなう石組の配石遺構(ストーンサークル)が注目を集め、国の指定史跡になったそうです。
立石をもたないものを含めて約30ヶ所の配石遺構があります。
このような配石遺構は何のために造られたかについては、以前から墓地とみる説と、祭り場とみる説とがありますが、北海道地方では墓地がほとんどであり、その他の地方では両者があって一様ではありません。
樺山遺跡では、墓であるかどうかをみるため、石組みの下の土を 「リン分」 の分析しましたが、墓としての確かな証拠が得られなかったようです。謎ですね。。。
敷地はとても広いです。かなり贅沢なつくりですね。
親子が遊びに来ていました。こんな自然があふれる場所に遊びに来れるなんて、子供がのびのびと育つわけですよね。
頂上の遺跡からは北上市内が一望できます。
風通しが良く、とても気持ちがいい場所で縄文時代の人は暮らしていたんですね。
竪穴式住居がいくつか。
色付いた紅葉の絨毯が一面に敷きつめられています。
サイクルステーションにもなっていました。
北上はロードバイクを流行らせていようとしていますね。
あのツールドフランスで完走した新城幸也さんが監修した「きたかみ新城ロード」も、樺山遺跡を順路としており、今度、100km、ハーフともにチャレンジしてみたいと思います!
コメント